
今回3つを解説します。

まず1つ目はASINの選定方法です。
Keepaの製品ファインダーを使ったやり方を今回はご紹介します。
ただ、Keepaの製品ファインダーは「有料版」しか使えない機能です。
もしKeepaの有料版を契約していない場合は、X(旧Twitter)などで1商品で良いので商品情報を見つけてきて下さい。
1商品でも商品を見つけてきたら後で解説する展開方法をチェックしてください。
Xで商品を見つけて来る時のちょっとしたコツは、転売をしてる人が『こんな商品利益でたよ』とか、情報発信してる日とか写真で上げてたりするものでも良いですが、
みたいな転売ヤーに対するマイナスなイメージのポストを探していくのも効果的です。
これはトレンドや予約系の商品です。
3つと言いつつ4つありますが一つ目は全部で使うため入れています。
『Amazon本体直近在庫切れ』抽出は上記3つ全部で使うため、まず最初に説明していきます。
①Keepaの製品ファインダーの開き方は「拡張機能の十字マーク(Keepaのマーク)」を押すとページが出てきます。

②『Data』というところをクリックして製品ファインダーを開きます。

③製品ファインダーは「プロダクトファインダー」や「プレミアムアクセスデータ」という名前になったりしますが、クリックして下記のような画面が開けばOKです。

Amazonの本体が直近で在庫切れした商品の抽出は本当に簡単です。
④Amazonっていう項目の『Out of stock』にチェックを入れます。

そうするとAmazon本体がない商品を抽出できます。
そして『30 days avg.』という所に1円でもいいので入れると
このような商品が抽出されます。
30日以内には在庫はあったけど今はAmazon本体がいない
つまり、
ということになります。
実際にグラフを見てみると、Amazonの本体が1ヶ月以内にあったけど今はいないという商品が出てきます。

まずこのやり方を覚えて下さい。

まず『廃盤』はどういう商品なのか考えてみてください。
『需要と供給』の話になりますが、『廃盤』はAmazonの在庫が切れて価格がじわじわ、もしくはパッと上がっていきます。
その時にランキングが基本的には落ちます。
トレンドが起こったりとかして需要が増えて在庫が無くなったというわけでは無く、需要は変わってないけど価格がどんどん上がっていってる場合、価格が上がれば需要が下がるという『需要と供給』の原理・原則があります。
ランキングが下がっているという所の設定をKeepaでやっていけば『廃盤』の可能性が高い商品を見つけられるようになります。
①まずAmazon本体の在庫が直近で在庫が切れたというところを設定します。

②次にランキングです。
売れ筋ランキングで微調整をして欲しい部分ですが、ここで一日のランキングが落ちた率を設定できます。

その他、7日間・30日・90日...と設定できる部分です。
ランキングが『落ちた(drop)』と聞くと、ランキングが悪くなったと捉えてしまうと思いますが、Keepa上では数字が小さくなったら『落ちた(drop)』という判断をしています。
ランキングが悪くなるということは、drop率というと下がった率になるためマイナスを入れると悪くなった率が出てくるようになります。
ここ『-1,000~99』というのを入られるため、例えば『-1,000~-100』と入れると、2倍~10倍でランキングが悪くなった商品かつAmazonで在庫が切れた商品を見つけることができます。

③このように在庫が切れてランキングが悪くなっている商品が出てきます。

ここでもっと粒度を上げるために、次は新品の価格、『Buy Box』でも良いですが、最近無くなる時もあるため新品で設定します。
④新品で下記項目に-1,000と入力します。

すると、一週間以内にランキングが10倍悪くなった、かつ直近でAmazonの在庫が切れた商品が出てきます。

あとは、7日間にしたり30日にしたりとか、下の画像内にある50%の部分をちょっと弄ってみたりとか、ランキングのところも弄ってみると色んな商品が出てくるようになります。

カテゴリーが絞れたりします。

ただ、家電だけ大きなところにありません。
『家電&カメラ』というところになってしまうため、『家電』だけで見たかったら『家電』と入力するとサブカテゴリーで出てきます。

これが『廃盤』を抽出する方法です。

『トレンド』は売れ筋ランキングを逆の方で考えて、需要が増えてプレミアになっているため、ランキングが上がってるはずです。
下記画像のように入力すると、例えばAmazon本体が(在庫が)切れてて価格が上がっているというような商品を抽出できます。

ランキングが上がって、かつAmazon本体がいて価格が高くなってるという商品が出てきます。

Amazonの在庫も90日以内にいたのか180日以内にいたのかでも商品が変わってきたりします。

そもそも利益を出したいハズなので単価を高めに設定すれば商品は絞り込めます。

予約ということは基本トレンドです。
そのため、これまでの設定のままでも良いですし、ランキングだけ悪くなる可能性もあるのでランキングの所は消すというようなやり方でも良いです。
①英語で説明するとややこしいと思うのでパソコンで右クリックして、『日本語に翻訳』というところを押すと翻訳できます。

②翻訳すると『発売日』という項目が出てきます。

ここの発売日を2023年10月12日なので、例えば13日と入れると今日以降に発売される商品が出てきます。

それでかつAmazonが直近でいてかつプレミアになっている商品が出てきます。

あとはランキングとか見てしっかり判断してください。
本当にあとは数字をしっかり弄ってください。
一回入力しただけで諦めずに色んな数字を入れてみることが、プロダクトファインダーで利益商品を抽出していくコツです。
そしてここで出てきた商品をAmazonが元々いた価格でアマレーダーで登録していきます。
これでASIN選定の方法は終わりです。

まずセラーリサーチをやっていきます。
セラーリサーチとはそれぞれで抽出してきたASIN(商品)を出品しているセラーの商品をリサーチしていく方法です。
一から探すより圧倒的な効率があります。
セラーリサーチをしたら商品が被るんじゃないかと考える方もいると思います。
でもアマレーダーは待つツールであり通知が早い、ここがアマレーダーの強みです。
だから、競合より早く仕入れられる可能性が高いです。
なので、セラーリサーチをした方が効率的というところです。
また、セラーリサーチをしていくなかで色んな予約・トレンド、廃盤商品を見ていく中でセラーリサーチではなくて独自のASINを見つけられるようになってきます。
最初はプロダクトファインダーで商品を見つけてきてセラーリサーチで出してるセラーの商品を『アマレーダー』に登録していくやり方の方が圧倒的に効率的です。

ここは基本的な話ですがもちろん例外もあります。ご了承ください。
通知が来たタイミングで出品者が増えていっているような商品というのは仕入れてはダメです。
というのも市場に在庫がたくさんある可能性が高いからです。
例えば以下の場合です。
出品者が増えていくので事故る可能性が高くなります。
なので、初めの『需要と供給』だったりとか、市場在庫の見方だったりとかまだ分かっていない状況であれば避けるのが無難です。
見込み利益は出るため仕入れたくなる気持ちも分かりますが、実際に利益を出さないと意味が無いため気を付けて下さい。
でも、コロナ時にせどりを初めて結構儲かったから、同じような感覚でトレンドをやって失敗してる人って結構います。
なので、このコロナの時とか、マイニングのグラフィックボードとかが普通ではなく『例外』だということを思ってください。
あれを当たり前だと思ってしまうと、ちょっとトレンドで事故る可能性が高いです。
これが例外だと分かっていればちゃんと調べるのでしっかり例外だということを意識して、出品者が増えてたらちょっと危ないんだなということを頭の片隅にでも置いておいてください。
在庫復活で全て刈り取れる場合を除いて競合が増える可能性が大いにあります。
ランキングが悪いと、売り切る前に商品を仕入れたのに、売れない在庫全てが売り切れない場合になった時に価格競争になる可能性があります。
だから初めの方は避けるべきです。
「何位がランキング悪いんですか?」と聞かれますが、これはカテゴリーによっても変わってきますし、ライバルの数によって売れる量って変わってきます。
『相対的』なものなので何とも言えませんが、10,000位を超えていたら初めは避けた方が良いです。
慣れてきたらこの辺は調整してみてください。
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